3月9日は、
『サンキューの日』
らしい…。
その日、俺は雪の夜道を歩いていた…。
…長野県の松本には
『山賊』がいる。
それも一人ではない。
そいつらの集まりを
『松本山賊衆 青年部』…と、言ったような言わないような(^^;;
尚、
塩尻にも山賊衆がいて、松本の山賊衆と
熱いバトルを繰り広げているらしい…。
そして奴らがつくるB級グルメな料理が
『山賊焼き』だ★★★
『山賊焼き』とは、ニンニクなどが入ったタレで下味をつけた鶏肉の一枚肉に片栗粉をまぶし、油で揚げたものだ。イメージ的には、竜田揚げの大きなものといった感じか。
まあ、そういうことで基本的には焼いてないんだけどな。
3月8日は、「山賊焼きの日」だ!!
その日は塩尻の山賊衆の宴が盛大におこなわれたという…。
そして次の日3月9日は、松本の山賊衆が各々のアジトで山賊焼きの宴をおこなうらしい…。
海賊(船長)の俺としては、
「山賊達に、挨拶にいかないとなヽ(=´▽`=)ノ」と、思い、山賊衆の一人
『百老亭』の主『ヒャクロウ』のアジトには訪れたが、それから約1年…。
…どこにも訪れてない(^^;;
3月9日…。
サンキューの日か。
まあ、サンキューと山賊は特に何の関係もないが…。
よし、今日は…。
山賊衆の一人で
上高地線新村駅から徒歩5分くらいのところに秘密のアジトを構える
『飲み処 zero(ゼロ)』
に、予告無しで挨拶にいくことにしたヽ(=´▽`=)ノ
…夕方から突然吹雪いてきた。
新村駅から、雪の舞う夜道を歩いていく…。
静かな住宅街の中に、明かりを灯す一軒家が見えた…。
…あれが、zeroのアジトだな…。
俺はzeroのアジトの門扉を開いた。
zero「いらっしゃいませ~\(^▽^)/ …!! あ! あなたはっ!!! (ノ゜ρ゜)ノ」
俺「安曇野市ジャック・スパ朗だ★ 挨拶に来た( ̄ー+ ̄)」
ZERO「ぐわっ!! この剣、スルメイカ臭い…。く、苦しい…(臭いが) …ジャ、ジャックさん。昨年の
おらが酒イベントで少しお会いしましたね(^-^) あ、会いたいと思っていたんですよヽ(=´▽`=)ノ」
俺「そうか? そりゃ嬉しいな(*^o^*) …おらが酒? …
ナガブロ酒のお披露目のときのことだな。…
山賊焼きを焼いてくれ(*^o^*) …というか焼くというより揚げろ!」
ZERO「そんな細かい事を言わなくても、直ちにお作りします(^-^)」
そして…。
ZEROのつくる山賊焼きが登場した\(^▽^)/
サク☆カリ☆彡としていて、肉は柔らかい(^-^)
ZERO「これは
リンゴを使用しているんですよ(*^^)」
俺「なるほど…。…しかしニンニクの匂いがあまりしないな…。」
ZERO「ウチは女性のお客さんも多いんで。…ニンニクの匂いって、結構後々まで残るじゃないですか。」
俺「たしかに。ニンニクのキツイ匂いが苦手ていう奴もいるしな。」
そして俺は山賊焼きをたいらげた。
俺「美味かった☆彡」
ZERO「ありがとうございますヽ(=´▽`=)ノ 記念に
この『松本山賊焼きミニのぼり旗』をもらってくださいよヽ(=´▽`=)ノ ジャックさんだけ特別に。」
俺「頂戴しよう☆ よーし!次は酒だヽ(=´▽`=)ノ」
俺「酒を出せ!!」
ZERO「うわっ!! この剣、イカ臭いっ(; ̄y ̄)c●~、、、出します! 出しますよ!!」
ZERO「これは
『鶴梅ゆず』っていう
和歌山のお酒なんです。リキュールの一種ですがとても飲みやすくて人気です★」
飲んでみる…。
…。
俺「おっ!! 合成でつくったような嫌なにおいがしないな!! ゆずの風味や味がそのまま生かされている(*^^)」
ZERO「そうでしょう? 仕入れ値もちょっと高いんですよ!」
俺「よし、もう一杯頂戴しよう(^ー^)ノ
…ところで、俺は『海賊船ブラック・パール号』を探しているんだが、何か噂を耳にしたことはないか?」
ZERO「…うーん。この新村あたりでは聞いたことないですねえ…。あ! そうだ!!
『でいらぼっち』なら知っているかもしれません!!」
俺「でいらぼっち!?」
ZERO「伝説の
巨人ですよ(^-^)
呼び名は『ダイダラボッチ』とか『でいたらぼっち』とかいろいろあります。日本各地にその足跡を残しているようですが…。
私は温泉が好きでよく行くんですけど、『
室山』の山頂付近で霧に包まれたその姿を、木々の間から見たことがあります!!」
俺「室山ってのはどこにあるんだ?」
ZERO「
安曇野ですよ(^-^) その室山の山頂には
『ファインビュー室山』という温泉があるんです\(^▽^)/
松本平の眺めが最高ですよ★ 巨人『でいらぼっち』なら、我々よりもはるか遠くまで見渡せるでしょうから、何か知っているかもしれません(*^^)」
俺「なるほど…。巨人か…。…巨人といえば
『ガンダム』が静岡に来ているらしいな。3月27日(日)まで東静岡駅前に滞在するらしい…。」
ZERO「…ガンダム? ですか?」
俺「そうだ!! 白い巨人『ガンダム』だ!! 知っているか?」
ZERO「まさか!! あの地球連邦軍の白い奴としてその名を轟かせた!?」
俺「そうだ!! 俺が初めてガンダムに会ったの場所は、
お台場だった。そこで俺は『海賊船ブラック・パール号』のことを聞いたんだが「おら、知らね~」と首を横に振った。…しかし俺は再びガンダムに会ってこようと思っている。」
ZERO「海賊船のことを聞くんですね?(*^^)」
俺「いや…。ユッキーナのことを聞くためだ。」
ZERO「ユッキーナ?」
俺「静岡の富士山の麓に住む少女で不思議の国の住人だったが、ある日不思議の国からいなくなってしまった…。あの娘に鍵の掛かった宝箱をわたしてある。しかし鍵は海賊船の中だが。」
ZERO「…で、ユッキーナを見たことがないか? と聞いてみるわけですね(^^;;」
俺「そうだ!! …あ!! せっかくだから、さっき頂戴した
『松本山賊焼き』の旗を、『ガンダム』の足元に立ててこよう★」
ZERO「ぜひ! 静岡の皆さんにも山賊焼きを知ってもらってください。できればガンダムの頭の上に旗を立ててくださいヽ(=´▽`=)ノ」
俺「…頭の上は無理( ̄Д ̄;;」
…と、いうわけで世話になったな。zero。
また来よう!
サンキュー★ヽ(=´▽`=)ノ
飲み処『zero』http://zero.naganoblog.jp/