2009年11月19日
★かっぱ現る★

そして俺は
『河童橋』
についた。
『上高地の河童』なら
消えた海賊船ブラック・パール号(今、ふと思ったけど、乗組員はどうなったんだ?)
の行方を知ってるかもしれない。
川の中にいるのか?
俺『おい!!かっぱ!!いるのか!? いたら出て来い!!』
返事は無い…。
さらに大声で呼んでみる!!
俺『おい!! 聞こえているのか!? かっぱ!! 出て来い!!』
しかしこっちを見ているのは、
近くで仕事をしている
KEYCOFFEEのジャンバーを着ている業者だけだ…。
いないのか…。
と思ったとき!!!
川から飛び出てきたものがあった!!
かっぱだ!!!!!!!!!!!!!!

かっぱ「あんた、安曇野市ジャック・スパ朗だね?噂は聞いてるよ(^-^)」
俺「俺の噂を聞いてるのか?ヽ(=´▽`=)ノ」
かっぱ「妖怪の中じゃ有名だよ!! 奇人、変人の安曇野市ジャック・スパ朗!!!」
俺「…


ところで周りの人間は、お前を見ても驚かないんだな。」
かっぱ「今の僕は、君にしか見えないようにしてるんだ。君が今年2009年の最後のお客さんだから特別だよ(^-^) …ところで海賊船だろ?」
俺「ああ、そうだ。」
かっぱ「僕は知らない。でも!! 明神様なら知っているかもしれない!! ここ河童橋からまだまだ道は奥へと続いているんだ。この道をどんどん進んでいくと神様の領域へと入って行くよ(^-^) そこには明神池という池があって、運が良ければ明神様に会えるかもしれないよ

俺「じゃ、早速行ってみようヽ(=´▽`=)ノ」
かっぱ「今年はもうダメだよ!! もうバスの時間だ。この最終バスを逃すとここから帰れなくなるよ。それに、明神様は冬の間は眠りについている。もう、冬がはじまるんだよ!!

俺「会えるとすれば…。」
かっぱ「そう! 春だね!! また春になったらおいでよ!!今度はおみやげをもってきてね!!」
そういうと、かっぱはまた川の中へと戻ってしまった。
…。
ふと気が付くと、KEYCOFFEEのスタッフが2人、こっちを見てヒソヒソ話してる

アブナイ人と思われているようだ…

…とりあえず春になったらまた
『上高地』
に来て見よう。
今度はさらに奥へと。
俺は今年最後のバスに乗った。
乗客は俺一人だった。
そして俺は下界へともどって行った。
穂高連峰…。
俺の頭の中で
『穂高』
という言葉が気になっていた…。
…つづく

Posted by チャック・スパ朗(Thuck sparrow) at 02:29│Comments(0)