2011年10月09日
★奈良井宿 喫茶『松屋茶房』
9月終わりに近いとある日(2011年の)
ついにあのお二人をお迎えする日になった!!
電車の都合で予定よりも2時間近く奈良井宿に到着した俺…。
まだ、朝の9時すぎだ…。
今年の奈良井宿は
NHK連続テレビ小説
『おひさま』のロケがおこなわれた場所…と、いうこともあり
昼間は観光客で賑わうが、まだこの時間だと
奈良井宿の端の方で、せんべい屋がせんべいを焼いて開店準備していたり
住人たちが普通の生活をしていて、人も少ない。
そんな俺に番組制作スタッフから連絡が入った。
「まだ、そちらに行くにはだいぶ時間がかかりそうなので、どちらかの喫茶店にでも入って待機しててくださいますか?」
…喫茶店ね…。
…しかし、奈良井宿に喫茶店は数多くあるが、まだ朝の9時すぎだ。
開店している店は見当たらない。
と、思いつつ、奈良井宿の真ん中あたりに来たときに、赤い番傘が置かれた店が目についた。
…俺がこの前手にいれた番傘に似ているが、違うものだな…。
店の看板を見ると
喫茶
『松屋茶房』
と、書かれている。
俺は、今日も『赤い番傘』を持ってきている。
見上げれば、雲ひとつ無い青い空が広がっているが、何かの役に立つかと思い、
持ってきたのだ。
ふと見ると
『営業中』と、書かれた木の看板がかかっている…。
少し中に入ってみると…。
犬「キャンキャンッ!! キャンキャンッ!!」
と、小さな犬が二匹、賑やかにお出迎え(*^^)
そしてそのすぐ後から、店のおかみが二匹の犬を抱え上げた。
おかみ「こらこら! ダメでしょ!! ショパン! ピアノ!」
この二匹の犬は、ショパンとピアノという名前らしい。
海賊がやってきたのだから、吠えるのもムリはない(*^^)
こじんまりとしているが、趣のある木造の店内に入り、奥の木のテーブル席に腰掛けた。
俺の後ろには、売れば金になりそうな(気がする)
今の時代から見れば古いものがきれいに棚に置かれている。
(俺がいた時代から見れば、新しいものだが)
店の中のものはかなり古いが、きれいに磨かれ、清潔感がある。
さてと…。
あの二人をお迎えする前に、腹ごしらえと、
ちょっと軽く
『酒』
でもひっかけるか(*^.^*)
俺はメニューを見て注文する!!
俺「『リンゴのタルト』と…。酒をもらおう!! この…『甘酒』という酒をくれっ!!\(^▽^)/」
おかみ「甘酒にはアルコールは入っていないんですよ(*^^) ウチはアルコールはおいてないんですけど、いいですか?」
俺「そうか…。まあ、気分だけでも酔うとしよう(*^^) 今日は、奈良井宿に訪れた有名なお二方を、俺が山形村の洋食レストランにご案内することになっている。」
おかみ「そういえば先日、テレビ局の方がいらっしゃって、撮影させてほしいと言われましたよ(*^^) それが今日なんですって! 撮影は2階でやるらしいんですけど。もう、サイン色紙も用紙してあるんですよ(*^^) でも、どなたが来るのか聞いてはいないんですけどね(^-^;」
俺「俺は知ってる! 一人はかなり長い経歴を持つ歌手で…男性なんだが、少し女性っぽいかな。もう一人はとても可愛らしい方だ! 聞いたところによると、今日も彼女らしい可愛らしい格好で、いつものリボンも頭に付けているらしい\(^▽^)/」
おかみ「あら! 一人の方は、だいたいわかっちゃったわっ(*^^)」
店の中ではピアノのBGMが、流れている…。
おかみ「ショパンのピアノが好きなんです。犬にもショパンとピアノという名前をつけているのよ(*^^)」
そして…。
りんごのタルトと甘酒が運ばれてきた。
りんごのタルトは
厚みのある味でおいしい。
甘酒の方は…
甘すぎず、品のある味で
つくられた味と言う感じではなく素材の良さを自然に活かした感じで
これはとても美味い\(^▽^)/
使われている器や店に置かれているものも、だいぶ赴きがあり
全体に違和感が無く、落ち着けるような感じだ。
聞くところによると、建物も使っている器、灰皿、花瓶なども江戸時代の物が多いらしい。
建物は条例により壊す事が禁じられていたわけだが、そこでこの店をはじめて
15年くらいがたつらしい…。
俺は、あの二人が訪れるという2階に案内してもらった(*^^)

俺「彼女はここに座るかもしれないな(*^^) よし!! 俺が今から座って温めておこう(*^^)」
おかみ「はあ…(^-^; 12時くらいに来るらしいですけど、まだ相当先ですねぇ。(^-^;」
…あ、俺は奈良井宿の駐車場近くにある『木曽の大橋』で番組制作スタッフとの待ち合わせだった(^-^;
1階におりてくると、ご主人がいた。
白い立派な髭がよく似合う男だった。
ご主人も気さくな感じの男で、話しをしていると、話の内容がおひさまの舞台でもある
『安曇野』になった。
俺「安曇族のことを知っているか?」
すると主人の目がキラリと光った!!(ような気がする)
ご主人「…安曇族? …知っているさ! 安曇族は日本の覇者だよっ!!(-_☆)」
…安曇族は安曇野だけでなく日本の各地に痕跡があるというのは、本当なのかもしれない…。
と、すると俺の海賊船探しの旅は、日本の各地に遠征する事もあるのかもしれないな…。
と、考えながら
奈良井宿『松屋茶房』
を、あとにした俺だった…。
ついにあのお二人をお迎えする日になった!!
電車の都合で予定よりも2時間近く奈良井宿に到着した俺…。
まだ、朝の9時すぎだ…。
今年の奈良井宿は
NHK連続テレビ小説
『おひさま』のロケがおこなわれた場所…と、いうこともあり
昼間は観光客で賑わうが、まだこの時間だと
奈良井宿の端の方で、せんべい屋がせんべいを焼いて開店準備していたり
住人たちが普通の生活をしていて、人も少ない。
そんな俺に番組制作スタッフから連絡が入った。
「まだ、そちらに行くにはだいぶ時間がかかりそうなので、どちらかの喫茶店にでも入って待機しててくださいますか?」
…喫茶店ね…。
…しかし、奈良井宿に喫茶店は数多くあるが、まだ朝の9時すぎだ。
開店している店は見当たらない。
と、思いつつ、奈良井宿の真ん中あたりに来たときに、赤い番傘が置かれた店が目についた。
…俺がこの前手にいれた番傘に似ているが、違うものだな…。
店の看板を見ると
喫茶
『松屋茶房』
と、書かれている。
俺は、今日も『赤い番傘』を持ってきている。
見上げれば、雲ひとつ無い青い空が広がっているが、何かの役に立つかと思い、
持ってきたのだ。
ふと見ると
『営業中』と、書かれた木の看板がかかっている…。
少し中に入ってみると…。
犬「キャンキャンッ!! キャンキャンッ!!」
と、小さな犬が二匹、賑やかにお出迎え(*^^)
そしてそのすぐ後から、店のおかみが二匹の犬を抱え上げた。
おかみ「こらこら! ダメでしょ!! ショパン! ピアノ!」
この二匹の犬は、ショパンとピアノという名前らしい。
海賊がやってきたのだから、吠えるのもムリはない(*^^)
こじんまりとしているが、趣のある木造の店内に入り、奥の木のテーブル席に腰掛けた。
俺の後ろには、売れば金になりそうな(気がする)
今の時代から見れば古いものがきれいに棚に置かれている。
(俺がいた時代から見れば、新しいものだが)
店の中のものはかなり古いが、きれいに磨かれ、清潔感がある。
さてと…。
あの二人をお迎えする前に、腹ごしらえと、
ちょっと軽く
『酒』
でもひっかけるか(*^.^*)
俺はメニューを見て注文する!!
俺「『リンゴのタルト』と…。酒をもらおう!! この…『甘酒』という酒をくれっ!!\(^▽^)/」
おかみ「甘酒にはアルコールは入っていないんですよ(*^^) ウチはアルコールはおいてないんですけど、いいですか?」
俺「そうか…。まあ、気分だけでも酔うとしよう(*^^) 今日は、奈良井宿に訪れた有名なお二方を、俺が山形村の洋食レストランにご案内することになっている。」
おかみ「そういえば先日、テレビ局の方がいらっしゃって、撮影させてほしいと言われましたよ(*^^) それが今日なんですって! 撮影は2階でやるらしいんですけど。もう、サイン色紙も用紙してあるんですよ(*^^) でも、どなたが来るのか聞いてはいないんですけどね(^-^;」
俺「俺は知ってる! 一人はかなり長い経歴を持つ歌手で…男性なんだが、少し女性っぽいかな。もう一人はとても可愛らしい方だ! 聞いたところによると、今日も彼女らしい可愛らしい格好で、いつものリボンも頭に付けているらしい\(^▽^)/」
おかみ「あら! 一人の方は、だいたいわかっちゃったわっ(*^^)」
店の中ではピアノのBGMが、流れている…。
おかみ「ショパンのピアノが好きなんです。犬にもショパンとピアノという名前をつけているのよ(*^^)」
そして…。
りんごのタルトと甘酒が運ばれてきた。
りんごのタルトは
厚みのある味でおいしい。
甘酒の方は…
甘すぎず、品のある味で
つくられた味と言う感じではなく素材の良さを自然に活かした感じで
これはとても美味い\(^▽^)/
使われている器や店に置かれているものも、だいぶ赴きがあり
全体に違和感が無く、落ち着けるような感じだ。
聞くところによると、建物も使っている器、灰皿、花瓶なども江戸時代の物が多いらしい。
建物は条例により壊す事が禁じられていたわけだが、そこでこの店をはじめて
15年くらいがたつらしい…。
俺は、あの二人が訪れるという2階に案内してもらった(*^^)
俺「彼女はここに座るかもしれないな(*^^) よし!! 俺が今から座って温めておこう(*^^)」
おかみ「はあ…(^-^; 12時くらいに来るらしいですけど、まだ相当先ですねぇ。(^-^;」
…あ、俺は奈良井宿の駐車場近くにある『木曽の大橋』で番組制作スタッフとの待ち合わせだった(^-^;
1階におりてくると、ご主人がいた。
白い立派な髭がよく似合う男だった。
ご主人も気さくな感じの男で、話しをしていると、話の内容がおひさまの舞台でもある
『安曇野』になった。
俺「安曇族のことを知っているか?」
すると主人の目がキラリと光った!!(ような気がする)
ご主人「…安曇族? …知っているさ! 安曇族は日本の覇者だよっ!!(-_☆)」
…安曇族は安曇野だけでなく日本の各地に痕跡があるというのは、本当なのかもしれない…。
と、すると俺の海賊船探しの旅は、日本の各地に遠征する事もあるのかもしれないな…。
と、考えながら
奈良井宿『松屋茶房』
を、あとにした俺だった…。
Posted by チャック・スパ朗(Thuck sparrow) at 09:37│Comments(0)