2011年12月05日

★東横線でユッキーナを探す①★

前回のつづき…


3年ほど前に、俺の前から姿を消してしまったユッキーナ…。

だが、最近になって、東京の東横線でたまに見かける…という情報が入った。

そこで、急遽渋谷まで来た俺だが…。


東横線に乗り込む俺。

列車の一番最後尾の車両に乗り込んだ。




…まあ、俺もバカじゃない。


いきなり東横線に乗り込んだからといって、ユッキーナに会えるとは限らないことくらいわかっている…。

だが、忘れてはならない一番大事な事がある…。

それは、この俺が『安曇野市ジャック・スパ朗』だということだ。



必ず、今ここにいることが、後の日に重要な出来事になる。



そのためには、今できることを始めることだ!




俺は鞄の中から『コンドーム』を取り出した!

感染病であるエイズの予防には、コンドームを頭からかぶることだ。

しかし、自分自身ではかぶりにくいようだ。

だからユッキーナに会ったならば、この『コンドーム』を頭からかぶせてあげよう(*^^)



★東横線でユッキーナを探す①★

俺は、コンドームを手にしながら、最後尾の車両から先頭の車両に向かって列車内を歩き始めた。

奇跡の再会が無いとも限らない。

俺は女性の乗客一人一人に目をやり、揺れる列車の中をゆっくり歩いていく…。


いくつかの車両を越えて次の車両に進もうとしたとき、

ドアに何かのメッセージが…。



★東横線でユッキーナを探す①★

女性専用車両!?…だと!?

女性専用車両…ということは男は入ってはいけないということか!?


長野県ではありえない車両だが、いったいなぜこんなものを?


…そうか。

もしかしたら東京の電車内では、女性に不埒なことをする男が比較的多いのかも知れないな…。



しかし、ここを入らないというわけにはいかない。

いや、むしろお嬢様なユッキーナのことだ、女性専用車両にこそ乗っている可能性が高い!!



さて、どうするか…。


つづく…




Posted by チャック・スパ朗(Thuck sparrow) at 00:23│Comments(0)
 
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