2011年05月09日
★映画『岳』★
映画『岳』
冒頭から北アルプスの大自然がスクリーンに映しだされる。
青空の広がる雪山だ。
雪山を歩く一人の登山者。
アイゼンを脱ぎ、普通の登山靴に履き替えてしまう。
歩きやすくなって順調に進んでいるようにみえたが…。
ふとしたことから足を滑らせ、滑落しクレパスへと落ちてしまう…。
男の遭難は、長野県警山岳救助隊に報告が入った。
しかし、今からでは間に合わないかもしれない。
だが、
救助隊の隊長は、言った!!
「三歩がいる!!」
三歩とは、山岳救助のボランティアで、ほとんどを山ですごしている男だ。
その頃、長野県警山岳救助隊に配属された『久美(長澤まさみ)』は、
緊急出動する救助隊のヘリにどさくさの最中、のりこんでしまう。
そして、憧れていた山岳救助の現場に立会い、三歩とも知り合うわけだが…。
男を助け出した三歩は、笑顔で男に言う。
「よく、がんばった!!」
そんな三歩に後に久美は
「一人で勝手に冬山に来て、遭難して、何が、『がんばった』ですか!?((( ̄へ ̄井) 」
と問いただす。
そんな久美だが、帰りのヘリの中、パイロットには
「あんた! そんな軽装で山に来るもんじゃないよ!! 」
と、たしなめられる…。
久美は、何人もの遭難者の死に直面する。
救助困難だからという理由で、遭難者をおきざりにしようとする救助隊。
ヘリで運べない死者を崖から落とし、遺族には殴られ土下座までして…。
しかし、その後はスパゲッティー大盛りを平気で食べている三歩…。
久美は、救助隊や三歩の考え方にやるせない気持ちを持つのだが…。
…さて、どうなるのか?
…この映画は、山岳救助隊の物語だ。
北アルプスの美しい大自然に抱かれて…という感じの映画とは違うようだ。
ストーリーは久美を通して進行する。なので、山岳救助隊ではない観覧者は救助隊の駆け出しである久美に感情移入しながら見れると思う。
生死に関わるテーマだが、『三歩』というキャラクターが全体を和らげている。
そして『三歩』は、ヒーロー的な存在でもある。
ここぞというときにいつでも助けてくれる。だが、全ての命を救えるわけではない。
そういったようなリアリティーがあるところも、この映画の魅力だ。
映画のほとんどの舞台は『山』だ!!
少し、街中の場面もあるが、そこは
松本のナワテ通り沿いの女鳥羽川の橋だ。
そうやって考えると、あの奥穂高岳で、冬から夏の撮影は半端無いと思う。
天候にも左右されるわけだし、相当、綿密な計画がいるはずだ。
この映画は、良かった(o^∇^o)ノ
これだけ一般人にも楽しめる山の映画はほかにないだろう。
俺も登頂した奥穂高岳だ。良かったらこちらも読んでみてくれ↓
奥穂高岳登頂の記録→http://blackpearl.naganoblog.jp/e568543.html
ジャックスパロウ 「コンパスより酒だ!!!」 最後の海賊
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アリス イン ワンダーランド Alice Through the Looking Glass
★テルマエ・ロマエ"Terumae-Romae" movie
★アメイジング・スパイダーマン★
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Posted by チャック・スパ朗(Thuck sparrow) at 07:33│Comments(2)
│映画
この記事へのコメント
ジャック船長お久しぶりですヽ(^o^)丿
岳・・・・ご覧になられたんですね~
ジャック船長も以前奥穂に登頂されたんですよね\(^o^)/
素晴らしい映画、僕も近く観てみたいです
岳・・・・ご覧になられたんですね~
ジャック船長も以前奥穂に登頂されたんですよね\(^o^)/
素晴らしい映画、僕も近く観てみたいです
Posted by 百足衆 at 2011年05月09日 23:36
>百足衆
シネマライツでは、小栗旬と長澤まさみが、スクリーンの中から、シネマライツの客に挨拶してくれる。アイシティーでも撮影があったので、そちらもあるかもな(^O^)
シネマライツでは、小栗旬と長澤まさみが、スクリーンの中から、シネマライツの客に挨拶してくれる。アイシティーでも撮影があったので、そちらもあるかもな(^O^)
Posted by 安曇野市ジャックスパ朗 at 2011年05月10日 19:56