2013年09月23日

★安曇野の民は海から来た⑧★~志賀海神社~1

★安曇野の民は海から来た⑧★~志賀海神社~1
すぐに
『志賀海神社』
に着いた。

この島は周囲10kmほどの島だ。
1日あれば、余裕で島のほとんどの場所を巡ることができるらしい。

★安曇野の民は海から来た⑧★~志賀海神社~1
入り口には、なにやら
『砂』が…。

どうやらこいつを一掴みし、体に振り掛け、聖なるご加護をいただけなければ、入れないらしい…。

俺も砂を体に撒き、聖なるご加護を身に着けた。



★安曇野の民は海から来た⑧★~志賀海神社~1

階段の脇には、早速、志賀海神社の由来書きが。


読んでみた。

『祭神は、底津綿津見神、仲津綿津見神、表津綿津見神…』


底津綿津見神(そこつわたつみのかみ)、仲津綿津見神(なかつわたつみのかみ)、表津綿津見神(うはつわたつみのかみ)…。

3人の神が祀られているのか…。

ん…。

俺はあることに気がついた。

それぞれの神の頭文字だ。

底津綿津見神は
…。

仲津綿津見神は
…。

表津綿津見神は
…。

…表、仲、底…。

これは海を表しているのだろう。
海の底、中、海上。

俺はさらに読みすすめていく。

海神の総本社と称えられる当社は海上守護の神として『万葉集』にも詠われ、古来より信仰されています。』

…海神の総本社!!

では、日本全国の海神を祀られている神社の大元がここだというのか!?

この…どっちかというと…小さな島の地味~な感じの神社が…。

では、穂高神社だけではなく、日本各地に海神を祀る神社があるということか。


志賀海神社のように、海がすぐそばにあり、人々の生活と密接しているならば海神を祀る神社があってもおかしくない。

その中のひとつに

『穂高神社』

がある。



しかし、穂高神社は
標高3000メートル級の山々に囲まれた、山国、長野県の『安曇野』にある。
海など、はるか遠い地だ。
その穂高神社で祀られているのが海の神
『穂高見神(ほたかみのかみ)』だ!!

日本の中で山国で海の神を祀っているところは他にあるのだろうか?


そして、『万葉集』というものは何だ?

初めて聞く言葉だな。

葉っぱをたくさんあつめた、『押し花作品集』みたいなものか?

しかし、押し花と海神に何の関係が…。

謎は深まるばかりだ…。


俺はさらに続きを読む。

『また、神幸行事の他、春と秋の『山ほめ祭』県の文化財に指定されています。境内には、鹿の角1万本をおさめた鹿角堂万葉歌碑などがあります。』

『山ほめ祭』!?
山を褒めるのか!?

サラリーマンの上司が部下を褒めるように
「お!!山君!! 頑張ってるね!! 今年の紅葉、楽しみにしてるよ(^▽^)/」

とか

若者たちのように
「うわ!! 山さん!! マジすげえっすよ!! どんなときでもビビらねえ、その貫禄ハンパねえっす!!」
とか山に向かって褒めまくるのだろうか!?

これは気になる『県の文化財』だ!

鹿の角1万本をおさめた鹿角堂…。

『志賀島』は『しかのしま』と読む。

…この島には、鹿がたくさんいるのだろうか?


謎を追えば追うほど新たな謎が…。


とりあえずは、神社の中へと入ってみよう。


…つづく



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Posted by チャック・スパ朗(Thuck sparrow) at 20:16│Comments(2)寺・神社 srine,temple
この記事へのコメント
相変わらずですね
面白い!
Posted by 上田市ジャックたかひ朗 at 2013年09月23日 23:11
>上田市ジャックたかひ朗
お!!ひさしぶり!!(*^.^*)
楽しんでくれているようでなによりだ(^o^)
ついに伝説の核心に入っていくぞ。
お楽しみに(^▽^)/
Posted by 安曇野市ジャック・スパ朗安曇野市ジャック・スパ朗 at 2013年09月26日 02:56
 
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