2013年09月28日

安曇野の民は海からやって来た⑫~亀石~

本殿から海側を見ると、鳥居があり、何かを祀ってあるようだ。

俺は、そっちに行ってみた。


安曇野の民は海からやって来た⑫~亀石~


…だ。



海亀のようにも見える…。



海亀と言えば…。


『タロウ・ウラシマ』
の伝説を思い出した。

日本では
『浦島太郎』
と呼ばれている男だ。


その昔、たまたま何気に亀を暴君たちから救った礼に
『竜宮城』
というところに招待されて、
美人に囲まれ、飲めや歌えやの贅沢三昧の日々を過ごしたが、
「飽きてきた頃だし、そろそろ帰るか…」
って頃に、絶世の美女である
『乙姫』
に、宝箱を渡され、竜宮城から帰ってみると…。

そこは自分の知らない別世界だった。

そこでは見るもの聞くものが自分の知らないことばかり…。

タロウ・ウラシマが、竜宮城で豪遊している間に、地上世界では何年もの時間が過ぎていたのだ。

途方に暮れたタロウ・ウラシマは、乙姫がくれた宝箱を開くと、彼は白髪の老人に変わってしまったという…。

…乙姫は、恐るべし美女だった…。

という伝説だ。


ちなみにこの後のスピンオフストーリーとして、
日本各地に様々な言い伝えがある。

そのうちのひとつに
長野県の『木曽』という山の中に言い伝えがある。


木曽の川の中の大岩の上に
『浦島堂』
がある。

安曇野の民は海からやって来た⑫~亀石~
浦島堂↑

そこの言い伝えによれば、時間を越えてしまったタロウ・ウラシマは、
謎を解明するために日本全国を旅して
最後に、この大岩の上で宝箱を開けたのだという。

そのためその場所は
『寝覚めの床』
呼ばれるようになったそうだ。

安曇野の民は海からやって来た⑫~亀石~
寝覚めの床に調査に行ったときの俺↑


…。


しかし、この亀石は関係ないようだ。

立て札があったので読んでみた。


亀石 遥拝所
その昔、神功皇后三韓へ出兵される際、正面対岸の打昇浜にある亀ヶ池、亀住池の辺りにて無事凱旋できるよう、阿曇磯良丸を通じ祈願され、七日七夜の神楽を奏されました。

すると黄金雌雄の亀に乗った志賀明神と勝馬明神が出現され、皇后へ干珠満珠の玉を授け、船の舵と航路を守り導くと伝えられ、黄金雌雄の亀は亀ヶ池、魚住池に放たれましたが、後に石となって現在の金印公園近くに現れ、寛文10年(1671)4月11日に社前に納められました。


…。

…う~ん、登場人物が知らないやつばかりなので、何のことかよくわからん(^。^;)

いろんな人物がかかわっているようだが?

神功皇后?
…女帝か?

三韓へ出兵?
…戦があったのか?

阿曇磯良丸?
…神官か?

志賀明神と勝馬明神?
…海の神か?

干珠満珠の玉?
…アミュレットamuletの一つか?



…まあ、とにかく、今の俺には関係が無いようだ。


俺はさらに志賀海神社を探索した


…つづく


同じカテゴリー(寺・神社 srine,temple )の記事画像
Proposing to princess Nunakawa★大国主、ヌナカワ姫にプロポーズ
スセリ姫と大国主★Princess Suseri and O-kuni-nushi
★因幡の白うさぎ:White rabbit of Inaba
アマテラスの使者達 国譲りの話①Earth and Heaven
安曇族の謎:Mysteriousness of Azumi-clan
★志賀海神社:Shikano-umi shrine★
同じカテゴリー(寺・神社 srine,temple )の記事
 Suseri's Jealousy★スセリの嫉妬 (2014-09-16 21:34)
 Proposing to princess Nunakawa★大国主、ヌナカワ姫にプロポーズ (2014-08-20 20:31)
 スセリ姫と大国主★Princess Suseri and O-kuni-nushi (2014-07-29 21:02)
 ★因幡の白うさぎ:White rabbit of Inaba (2014-07-23 21:39)
 アマテラスの使者達 国譲りの話①Earth and Heaven (2014-07-16 23:17)
 安曇族の謎:Mysteriousness of Azumi-clan (2014-07-07 21:08)

Posted by チャック・スパ朗(Thuck sparrow) at 06:01│Comments(0)寺・神社 srine,temple
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。