2013年06月03日

★メイドの『ゆう』と武器屋に行く★

ゆう「武器屋では、メイドの立ち入りは禁止されているはず!!」

そいつは困った。
これから、メイドの『ゆう』を従えて武器屋に行こうと思っていたのだが…。

ゆう「しかたがないですね…。…ただ、私が『メイド』だということがわからなければ問題はありません。」

俺「と、いうと、何か考えがあるのか?」

ゆう「私が私服姿で行けば、武器屋さんであっても、私が『メイド』だということがわからないでしょう☆ъ(*゚ー^)> ♪」

俺「なるほど。そいつは盲点だった(^o^)」

ゆうの私服姿か…。…どんな感じか見てみたいものだ。

黒服(セーター)の男「では、船長、ゆうちゃんは着替えて参りますので、船長は、ここを出たところにある『カトリック教会』の前でお待ちください(^o^)」

そして教会の十字架の下で『ゆう』を待つ俺。

しばらくすると、白いコートに黒のリボンのゆうが笑顔でやってきた。

コートの下にはフリルのついた白いブラウスを着ているようだ。

ストレートの長い黒髪にとても似合っていて、清楚で小柄な『ゆう』の可愛らしさを一層ひきたてている☆

彼女はエンジェル(天使)かもしれないな(*^.^*)


そして俺たち二人は武器屋へと向かった。

お互いの身の上話などをしながら…。

俺「信じないだろうが、俺は1713年頃のカリブ海から、現代の日本にタイムスリップしてやってきた海賊なのだ。予言をしんじて長野県で海賊船をさがしている!!」

ゆう「え!? あ!!そうなんですか!? w(*゚o゚*)w …よくわからないけど、ワンピースとかに出てきそうな感じですよね(^o^)」

俺「麦わら海賊団のことだな。じつはフィルムZを観に行ったことがある。」

ゆう「あ! そうなんですか!?」

『ゆう』は、まじめで素直な性格のようだ。

どちらかというと落ち着いていて少しマイペース。

あまりリアクションは大きくないが、率直で誠実な性格と言えるのかもしれない。

そして、
『武器屋』
とだけ書かれた、何の飾り気もない小さな看板がある建物に入っていく。

すれ違いも困難な狭い階段を登っていくと武器屋がある。

中に入ってみたが今日は店主はいないようだ。

雇われ人らしい男女が一人ずついる。

『ゆう』は武器のことは知らないようで、ついてみてるだけだった。


結局、武器屋では、お目当ての剣とピストルは品切れだった。

仕方が無い。今宵は『ゆう』と、酒でも飲もう。

と思い、ピザの食えるところへ向かった。


つづく
  

Posted by チャック・スパ朗(Thuck sparrow) at 23:32Comments(0)